バイブコーディング(Vibe Coding)とは、AIに言葉で指示をしてプログラミングを行うことです。
Vibeは、「雰囲気」とか「空気感」という意味。
Codingは、プログラムコードを書くこと。平たく言うとコンピュータのプログラムを作ること。
要は、
AIを使って話し言葉で雰囲気を伝えてプログラムを作っていく手法。
と言えるでしょう。
と、言うものの…
私も何かの記事でこの言葉を見て知りましたので具体的な方法は知りません。
そこで、少し調べてみました。
バイブコーディング(Vibe Coding)と言う言葉は、Andrej Karpathy氏が2025年2月初旬に「X」(旧Twitter)に投稿したポストをきっかけに知られるようになったようです。
数か月前のことです。
Andrej Karpathy氏は、機械学習・深層学習分野で著名なスロバキア系カナダ人の計算機科学者で、Tesla社で人工知能およびオートパイロット(自動運転)ビジョンのディレクターを務めたほか、OpenAIの創設メンバーとしても知られている。と言うことです。(※)
(※)情報源はこちら… <https://indepa.net/archives/7540>
どうも現時点では言葉だけが広まている状況で、具体的な手法やツールが広まっているわけではないようです。
ただ、近い将来、プログラムはシステムエンジニア(ナレッジワーカー(?))とAIが対話しながら作り上げていくものになるかもしれません。
すでに、プログラミングはプログラマ(=人間)がキーボードなどを使ってソースコードを書いて作るものから、ノーコードプログラミングと呼ばれる形に変わり始めています。
AIを使ってソースコードを生成することも現実に行われているようです。
ソースコードを作成するということを意識しないでプログラミングやシステム開発をする時代はすぐそこまで来ているように思います。
と、すると…
プログラマの必要スキルは、プログラミング言語の習得やプログラムロジックの組み立ての知識・経験ではなくなり、プログラム対象の用途や目的を的確に把握しAIに適切に指示できる能力になっていくと考えられます。
リスキリングが必要と言うことです。
変化の激しい時代。システム開発の業界もどんどん変わっていくのでしょう。変化に対応していくことが必要になる時代になっています。