挿頭す(かざす)と読めば動詞で「草木の花や枝葉、造花などを髪や冠にさす」ことを意味する。
挿頭(かざし)と読めば動詞「挿頭す」の連用形の名詞化で、髪や冠にさした花や枝や造花などを指す言葉になる。
唐突に普段使わない言葉の説明をしたが、「かざしぐさ(挿頭草)」は桜の別名ということを今日のテレビを見て知った。
(忘れないようにメモしておこうというわけである)
ことばの響きと意味から「かんざし」に関係のある言葉と思ったが、どうも違うようである。
(このあたりは後日書き足そうと思う)
『ももしきの 大宮人は いとまあれや 桜かざして けふもくらしつ』
奈良時代の万葉歌人・山部赤人(やまべ の あかひと)が詠んだ句ということである。
この句から、桜を「挿頭草」(かざしぐさ)と呼ぶようになったと言われているらしい。(諸説あるのではないかと思いますが)
そういうことで、桜には「かざしぐさ(挿頭草)」という別名があることを知りました。
… 挿頭草 … 漢字で書くと読めないですね (-_-;)